契約不適合責任の内容とは?

query_builder 2024/06/08
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不動産売却では、売主と買主の間で売買契約が行われます。
売買契約において不備があった際、売主側が負担する責任が契約不適合責任です。
そこで今回は、契約不適合責任の内容についてご紹介いたします。
▼契約不適合責任の内容
■追完請求
契約不適合責任で買主が請求できる権利の一つが、追完請求です。
不動産における追完請求では、修理代もしくは代替品を売主へ請求できます。
■代金減額請求
代金減額請求は、売買金額を減額する請求です。
売主が追完請求に応じない・修理が行えない状況である場合には、代金減額請求を行えます。
■催告解除
売主が追完請求や代金減額請求に応じない場合、買主が催告すると契約解除が可能です。
通常は、売買契約を結んだ後に契約を解除すると違約金が発生します。
しかし、催告解除は契約そのものがなかったとみなされるため、売主は買主に無条件で売買代金の返還をしなければなりません。
■無催告解除
相手が契約違反をした場合は、無催告解除が可能です。
催告解除では相手へ催告を行いますが、無催告解除では催告せずに契約を直ちに解除できます。
■損害賠償請求
売買の対象物に欠陥があった場合、損害賠償請求が行えます。
売主と買主の協議で解決できないときには、調停や訴訟で解決を図るのが一般的です。
▼まとめ
契約不適合責任の内容としては、追完請求・代金減額請求・催告解除・無催告解除・損害賠償請求などがあります。
不動産売買において契約不適合責任を追求する場合は、プロへの相談がおすすめです。
札幌市にある『株式会社プライシエイト』は、不動産売却のサポートを行っております。
不動産に関するお悩みがある方は、一度ご相談ください。

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